駐在員に聞く

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世界を駆ける

豊島は世界各地に事業所を展開しています。
世界各地で挑み続ける豊島人を紹介します。

豊島U.S.A. インコーポレイテッド
豊島インターナショナルアメリカインコーポレイテッド
ロサンジェルス駐在員事務所
ニューヨーク事務所
トヨシマ DO ブラジル COMERCIAL I&E LTDA.
ミラノ駐在員事務所
豊島U.S.A. パリ支店
豊島国際(上海)有限公司
豊島国際(上海)有限公司 青島分公司
豊島国際(上海)有限公司 北京分公司
豊島(亜洲)有限公司
PT. TYSM インドネシア
豊島ベトナム
豊島ロンアンガーメント
ダッカ事務所

上海 井上 椋太

豊島株式会社に入社をして何年目で海外所属になりましたか。
また、海外勤務になった経緯と当時の心境など教えてください。

2017年入社。現在中国上海にて勤務しています。2019年6月の人事異動にて上海駐在が決まりました。

2019年1月の部長課長とのヒアリングにて私が中国駐在を希望しました。希望理由は、入社1年後の2018年6月から本格的に営業に出て、毎月上海出張に行く機会を頂け、可能性が無限に広がる中国で思いっきり営業したいと思ったからです。

辞令の電話を頂いた際は、希望していたので特に驚きはなく、早く中国で働けるのが楽しみでした。

仕事内容と海外と日本での
ワークスタイルに違いがあれば教えてください。

1,本社素材部経由の日本生地問屋向け商売、
本社製品部経由アパレル向けの生地生産、
2,韓国高級メンズ向けの生地生産
3,上海近郊の中国内販生地販売 
仕事内容は主にこの3つになります。
週3回は中国国内顧客、または中国国内生産工場へ足を運んでいます。

日本との一番大きな違いは、日本では基本的に豊島と言えばある程度耳を貸してもらえましたが、中国ではまず自分が何者で何ができるのかを見られます。対豊島ではなく1人の人間として評価をしてきます。

そのため始めのうちは連絡しても返信がないことがしばしばでした。それでも何度も足を運び話すことでこちらのやりたい事、それに対する情熱を伝え続けることで商売を構築していき、一度信頼関係ができると日本よりも親身に付き合うことができます。

海外で生活することの利点と、苦労話を教えてください。
また、現在どんな心境で働かれていて、キャリア上目指していることを教えてください。

少し質問とずれますが、人間関係構築に苦労しました。赴任当初、中国人スタッフが私の言う事に全く耳を貸してくれませんでした。課に日本人は私1人で、日本の3年目の若造に何ができるのかという感じで全く協力でではありませんでした。
ただ言語も商売形態も違うのでスタッフなしには私の仕事は全く進まず、当初はクレームも重なり夜中まで仕事をしていました。
相手が何を求めているのかを考え、食事に誘い、中国語を覚え現地の言葉で会話する等試行錯誤を繰り返しました。私自身より相手の立場に立って物事を考えるようになり、今ではプラベートな話をするほど仲良くなりました。

今では中国は日本より進んでいる部分も有り、また情報量も多いです。日本では経験できないような新たな商売・スキームの構築、新たな人との繋がりができます。新しいことやより深い内容に触れることで、自ら勉強する機会が増え、知識の増加と視野の広がりにつながります。

海外で生活し異文化に触れることは本当に毎日が学びです。その中で商売につながることを見つけ中長期的な目線で物事を考え、新しい商売形態を築きたいと思っています。

香港 長谷川 匠

豊島株式会社に入社をして何年目で海外所属になりましたか。
また、海外勤務になった経緯と当時の心境など教えてください。

入社8年目で香港駐在になりました。 海外との商売や英語でビジネスをすることを夢見て、商社を志望し豊島へ入社しました。入社から一貫してレディース製品のOEM営業に携わりましたが、看板部署ということもあり仕組みが出来上がっていて、海外企業とのやり取りもほぼ日本語で完結してしまっていました。仕事自体は順調でしたが「自分はこのままでいいのだろうか」といつも頭の片隅で自問自答していました。上司や役員もそのような私の気持ちを汲んでくれて香港に異動になったのだと思います。

仕事内容と海外と日本での
ワークスタイルに違いがあれば教えてください。

1日の仕事内容
午前
・欧米顧客からのメール/チャットの処理
・ベトナム/バングデシュ工場からのメール、タスク処理
午後
・サンプルチェック&スタッフへタスク処理の指示
・日本/欧州顧客とのZOOM商談
・工場との打ち合わせ、電話、ZOOM
・たまに、香港企業との商談

海外と日本でのワークスタイルの違いは、まず商習慣が違います。海外でローカルスタッフを雇い、海外企業との取引ばかりなので、曖昧な決まり事や確認だと確実に問題が起きます。ルールや書類はなるべく簡潔に、明確に決める必要があります。また、日本人と香港人の感覚は全く違いますのでその点も配慮が必要です。

海外で生活することの利点と、苦労話を教えてください。
また、現在どんな心境で働かれていて、キャリア上目指していることを教えてください。

利点としては、価値観が広がります。香港は色んな国の人が狭いところに住んでいますので、“当然誰もが英語や中国語が堪能な訳ではない”という前提で人々がコミュニケーションを取ります。日本で日本語(言葉)だけで伝えることとは違った世界を感じられます。苦労話は、駐在初日にいきなり食中毒になったことです。
危機意識が完全に甘かったです(笑)。

現在の目標は、豊島のASEAN生産拠点としての基盤を作ること、日欧米の新規の販売先の商売を収益化すること、そしてそれを通じ自分自身が英語でどんな国の人とも商売ができるビジネスパーソンになることを目指しています。

インドネシア 松下 和樹

豊島株式会社に入社をして何年目で海外所属になりましたか。
また、海外勤務になった経緯と当時の心境など教えてください。

入社8年目で海外赴任となりました。
元々ジャカルタ駐在への異動希望を出していたので希望通りの辞令でした。
ただ、辞令を貰った瞬間から駐在までは、不安・緊張・期待など様々な感情が爆発していたのを昨日の事のように覚えてます。
その後はあっという間です。

仕事内容と海外と日本での
ワークスタイルに違いがあれば教えてください。

仕事内容は同じ繊維ですし、大きくは変わりませんが、ワークスタイルは日本と全く違います。
日本に居た時は気が付いてませんでしたが、本社では様々な方々のサポートや積み重なった歴史の上で仕事が出来ていました。

今は何でも1人に近いです。
出来ません、分かりません、と答えたら、それで会社の成長も自分の成長も止まります。

とにかく自分で何とかしてやるしかないので、毎日必死です。

海外で生活することの利点と、苦労話を教えてください。
また、現在どんな心境で働かれていて、キャリア上目指していることを教えてください。

人種、文化、宗教等、全てのバックグラウンドが違う方々と共に仕事をしますので、今までの常識が常識ではなくなります。

ただ、商売は人と人、利益は価値等の共通の要素も有ります。常識が同じでない分、それらの要素がより浮き彫りになる為、企業価値や自身の価値をどれだけ高められるか?と言う事とより向き合わざるを得ない環境です。

この経験は常識の通じる日本に戻った後、一層活きると感じています。

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